アナザーゴットハーデスに対するAT直撃ゴト

 アナザーゴットハーデスに対するATを強制で始動するゴトは、遊技台の左側面から電線を挿入し、筐体パネルの

下部のメッキ部に電線のアース側を接続し、光ファイバーのカプラー(コネクタ)内にあるLEDを駆動するICを誤動作

させ、光ファイバで主基板に送られるAT信号をゴト器具で代わりに送信させるものと思われます。

 被害台に電波センサーが設置されていましたが、発報しなかったことで確認できます。

 現在のゴト師の使用する道具は、長すぎて台間がサンドの幅ですとゴト行為は、うまくいかないようです。 

ゴト行為が確実に成功するためには、サンド幅+5センチ位必要と思われます。

 ゴト師の行動説明

ゴト師が台に隙間を開けるためにヘラと千枚通しを同時に入れて、こじ開けています。

隙間開け役の後に実行犯のゴト師と交代して、左手には、針金のような物を遊技台に挿入し、右手で下皿に置かれた、コントローラーを操作して、信号を遊技台に入れます。

映像では、筐体からアース線を取り外す動作が確認されました。

 隙間を開けるために付いた遊技台の傷

かなり強引に隙間を開けるため、筐体の左側面に上から15センチ付近に板金がめくれた後が確認できます。

個体差がある為、参考程度とお考えください。

遊技機内の傷跡

遊技台パネル部の右上部のパネルにサブ基板があり、傷は光ファイバーをガードするピンクのカバー周辺に有ります。保護カバー(上写真)を外すと確認できます。

カバーが取り付いた状態で、赤枠の部分に傷が確認できます。

サブ基板の光ファイバーのカバー周辺のカシメ周辺に付いた傷です。

傷の拡大写真(複数の被害台で同様の傷が確認されました)

正規の状態では、傷は確認されません。

 対策

サブ基板全体をカバーをして、ゴトの道具が近くに来ないようにカバーしてください。

対象機種は、念のため同一の筐体である、バジリスク絆・バジリスクU・アナザーゴットハーデス・ミリオンゴット(神々の凱旋)