近年日中のぶら下げやV4チップ(コンピュータチップ)交換の被害が減少する地域
では、買収による被害が増大傾向に有ります。
被害は、アルバイト社員や主任社員などという役職者を問わず、狙いの対象となっています。
はじめは、小遣い稼ぎのつもりであったり、知人の紹介であったり、様々です。
特に被害を拡大させる要因に、外部のゴト師に対する対策として、シリコンやホットボンドで
コネクタ周辺をむやみに固めてしまい、点検が出来なくしています。
買収された社員にしてみれば、これは理想的な状態言えます。なぜなら、ホットボンドを外して
交換してしまえば、点検されることが無く、また、ホットボンドでガチガチに対策することで、簡単に
外せなると同時に、管理者に対して、対策がされているし、点検作業も実施しているかのように、
安心感を与えることが出来ます。当然、点検作業は、買収された社員が行うわけですから、
発見されるわけが有りません。
最近の買収被害は、吉宗のスタートレバータイプ か4ピンのコネクタ内蔵型 が中心です。
テスターによる点検が容易なタイプです。
最近の買収被害に対する対策
1.テスター点検が出来るように点検場所のシリコンやホットボンドは取り外してください。
2.定期的に店舗外の社員または、本社の管理部社員によって点検してください。
(店舗内で行うと点検責任者が買収されているのが普通です)
3.点検については、店舗には連絡をせずに実施してください。
(連絡をすると営業中でも取り外されます。)
4.BIG30回を越えている台は、必ず点検を行う。
(目安としてノルマを達成するのに必要なBIG回数です)
5.店舗内で吉宗のバージョンにより稼働や割に格差が発生した場合は、割の取れない
バージョンを中心に点検する。
(お客様は、ストックが抜かれているため、打たなくなります。危機的状態です。)
6.指示をしていないのにシリコンやホットボンドで厳重な処理をしている台は、
必ずホットボンドは、いったん外して点検する。必ずスペアー部品を持参してください。
(ぶら下げ等を隠すために、これでもかと言うほど厳重にシリコン対策をすると同時に
管理側に対して、ちゃんとゴト対策をしているように見せます。
特徴的なのは、シリコンやホットボンドを外そうとするとわざとハーネスが壊れて
しまうくらい、厳重なホットボンド処理することにより、点検の際わざとハーネスを
切断する事が有ります。)
7.以前、買収被害や夜間進入被害に遭った企業で、1ヶ月以上発見が出来なかった
企業は、すでにゴト師グループや買収グループに内部の点検項目や内部の関係者に
関するすべての情報や人間関係が調査されています。必ず、数年以内に再度被害に
遭います。(管理の甘い企業として認識されており、しつこいくらいに狙ってきます。)
最後に一言
店舗のスタッフを100%信じてはいけません。うちの社員・アルバイトは、大丈夫という
思いこみが買収を楽にしています。大丈夫かどうかは、確認して出来ることで、思いこみで
する事では有りません。