@ゴト師
 語源は、「仕事師」という言葉からホール内で仕事をする犯罪者の総称です。
 通常は、遊技台に対する不正行為と言う意味です。
 
 
Aホッパーゴト
 スロット台やメダルサンド等に使用されている、メダル払い出し装置を誤動作させて
 メダルを不正に抜き取るゴト行為
 
 
Bピアノ線ゴト(セルゴト)
 パチンコ台に対して、ピアノ線やプラスティック・金属板などをゴト手口に適した形状
 に加工し、玉を不正に取得したり、スタートを強制的に回したりします。
 1.アタッカーを強制的に開く(ベース異常を発生します)
 2.スタート用チューリップを強制的に開く(スタートおよびベース異常を発生します)
 3.スタートセンサー部に玉を引っかけてスタートを強制的に回す
   (スタートの異常を発生します)
 4.払い出し制御用払い出し玉計数センサーをショートして払い出しを、
   止められなくする(玉の誤差が発生します。データ異常は発生しません)
 
 
Cドツキゴト
 一発台や権利物・ヒコーキ(羽物)に対し誘導部で玉が浮遊中にVゾーン付近を通過中
 に台を正面から叩く(押す)事で玉を強制的にVゾーンに入れるゴト行為
 
 
D体感機ゴト
 遊技台の当たりタイミングで玉を飛ばしたり、スタートレバーを叩く、当たり信号を発
 生するメトロノームのような定期的に振動する装置を使用して、当たりを引くゴト手口
 
 
E電波ゴト
 電波を発生する装置と体感機を接続して、パチンコ台のスタートセンサーやスロットの
 スタートレバー信号に電波を使って、体感機の大当たりタイミングの信号を入れるゴト
 
 
Fソレノイドゴト
 体感機の信号をソレノイド(電磁駆動部品)を使用して、スタートレバーに伝えて、
 大当たりを強制的に引く装置
 
 
G光ゴト
 体感機の信号をスタートレバーの光センサーにカメラのストロボ等を使用して、外部か
 ら光を当てて、大当たりを引くゴト手口
 
 
Hナビ太ゴト
 吉宗のみに使用可能なゴトで、ジャクゲーム中の連続ビッグ抽選を外部で判定する。
 この装置は、抽選の状態判定する、体感機と逆の機能の装置である。
 
 
IROM(ロム)交換
 現在は、ROM(リードオンリーメモリー)は使用されていませんが、V2チップや
 V4チップというROMを内蔵コンピュータチップが使用されており、営業中や夜間に
 カシメを切り落とし偽造品と交換するゴト行為。
 
 
Jぶら下げゴト
 1.スロット台用ピック直撃ぶら下げ
   スタートレバーとメイン基板の間に体感機用コンピュータチップをハーネスや
   コネクタ内に隠してある。交換されたスロットはセット打法によって自由に大当
   たりを引き当てることが可能です。
 2.パチンコ台用大当たり用ぶら下げ
   スタートセンサーとメイン基板の間に取り付けられ、体感機用コンピュータチップを
   ハーネスやコネクタ内に隠してある。現在の遊技台では、ぶら下げは作りづらいため
   減少している。
 3.スロット用払い出しぶら下げ
   ホッパーの払い出し計数センサーとメイン基板の間やメイン基板から電源基板との間
   に取り付け外部から自由に払い出しをさせることが出来るぶら下げ
 4.パチンコ台用の玉払い出しぶら下げ
   玉の払い出し制御基板と賞球センサーの間に取り付け払い出しする玉の計数センサー
   に誤動作をさせて、異常払い出しをさせるぶら下げ
 5.スロット用モード変更ぶら下げ
   サブ基板とメイン基板の間に取り付けられ、放出モードをコンピュータチップを使用
   して強制的に作り出すぶら下げ
 6.スロット用設定変更ぶら下げ
   外部から電波で通信し、スロットの設定を自由に変更できるぶら下げ
 7.セレクタ内蔵ぶら下げ
   セレクタの内部センサー等の中に隠し、クレジットを自由に増やすことが可能です。
 
 
Kクレ満・クレ増ゴト
 クレ満とは、セレクターに挿入し、メダルの通過信号を外部の装置によって、
 セレクターの光信号を疑似的に作りクレジットを増加させるゴト手口である。
 クレ増とは、クレジットの増加分を3枚だけにして、クレ満センサーに反応しないように
 対策されたゴト装置である。